2025.12.28
ヘイトビジネスの闇
在日コリアン弁護士等に対する誹謗中傷を書き込み、読者たちを会員として会費や寄付等を集め、弁護士会への懲戒請求を煽ってきたブログの資金管理団体と、その元代表、現代表に対する裁判が、勝訴的な和解で終了しました。
裁判を続けている間、裁判所を通じて団体の会計資料等を数多く取寄せることができました。これらを確認すると、約1000名の人々から毎月一人数万円の会費、ブログをまとめた書籍の販売費用、読者からの寄付金などにより、毎月数千万円、年に数億円の振込を受け、その口座から頻繁に現金を引き出していたということが分かりました。
そして、弁護士たちに対する懲戒請求等を取りまとめ、読者たちに住所氏名を記入してもらって弁護士会に送るという活動もしていたようですが、取りまとめていた当時の代表自身は、どこにも住所氏名を記入せず、請求者ともなっていませんでした。
住所氏名を記入して懲戒請求者になった人々は、逆に弁護士から裁判を起こされる等しましたが、取りまとめた法人とその代表者らは、住所氏名を書いてなかったので、数年間訴えられもせず、ブログも続いていました。
私たちが裁判を起こした後、ブログの更新が止まりましたが、被告になった人たちと団体は、自分たちが書いたのではない、書いたのは既に亡くなった人個人だという主張をしてきました。しかし、この度、被告らは自身の活動について謝罪し、一定の損害賠償を支払うことになりました。
このように、他者を悪く言い、憎悪感情を煽るブログ等は、実はお金集めや票集めのために「敵」を作ってそれを悪魔化し、その「悪魔」を叩くことで利益を得ようといていることがあります。そのようなブログ等に煽られて行動を起こしてしまったがために、逆に自分が危険な目に遭わされることもあり得ます。
つまり、他人を悪くばかり言う人は、その裏に自分勝手な動機があり、それを実現するために人を動かそうとしていることがあります。巻き込まれないように、とにかく他人に対する憎悪に満ちた情報からは距離を置くべきだと思います。
自身が所属するものや良くない制度への批判は自由ですが、他者を悪魔化して敵を叩くという行為は、憎悪や暴力しか生みません。ヘイトビジネスに巻き込まれて後悔するよりも、他者の良いところを認めて関心を持ち、それに触れてみることで、人生を豊かにしていくことをお勧めします。
